記事詳細

【菅原大地のサイコースイング】正しい姿勢は前傾したときに太モモ裏に張りがなければダメ

 ゴルフスイングは、体を前に倒す、いわゆる前傾をして行うわけですが、ほとんどのゴルファーが何気なく体を前に倒しているようです。

 しかし “何気なく”では正しいスイングにならない場合が多いのです。なぜなら、間違った前傾姿勢だと、下半身の粘りがなくなり、上半身と下半身の捻転差が生まれなくなるからです。

 では、正しい前傾姿勢(写真〔1〕)とはどういうものか。

 最大のポイントは、骨盤をしっかり前に倒すことです。そしてこのとき、太モモの裏(ハムストリングス)からお尻にかけて、テンションがかかっていれば正しい前傾ができている証拠となります。

 また、前傾姿勢をとるときは、猫背にならないように背中を真っすぐ伸ばすことも大事です。それと、構えた時点で、足裏の真ん中から拇指球あたりに重心が乗ることも重要なポイントです。

 最悪なのは、カカト重心になってしまうこと(同〔2〕)。そうなるとせっかく前傾していても骨盤の傾きが変わってしまい、下半身が不安定になるからです。前傾姿勢に関しては、これだけのことを守れば誰でもプロのようなカッコイイ姿勢になるはず。カッコイイ姿勢になれば、肩はひねれるけど下半身が抵抗できるようになり、“飛びの原動力”といわれている捻転差が生まれるのです。

 特にアマチュアゴルファーの場合は、下半身がリラックスし過ぎていることが多いので、先述したようにお尻と太モモの張りを意識しながら前傾を作るようにしましょう。

 なお、前後の重心はやや前寄りに置きますが、左右の体重配分に関しては、左右5対5というのが基本です。ただし、ドライバーに関しては、ややアッパーブロー気味に打ちたいので、重心を少し右足寄りにし、その分、体も少し右に傾けるといいでしょう。(協力・ハンズゴルフクラブ)

 ■菅原大地(すがわら・だいち) 練習生を経て、横浜市のハンズゴルフクラブに就職。ティーチングプロ試験合格後、レッスンプロとして活動を始める。丁寧でわかりやすい指導が人気を呼び、現在、個人レッスンはキャンセル待ち状態。19年2月開設のYouTubeチャンネル「DaichiゴルフTV」は現在、登録者数が28万人にのぼる。

関連ニュース