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【松本秀夫 プロ野球実況中継】打撃不振、巨人・岡本の評価で真逆の意見 スポーツアナ歴35年でもやっぱり技術解説は難しい

 14、15日と巨人-中日戦を実況しました。ともに巨人が勝って4連勝となりましたが、4番の岡本選手はこのところ3試合ノーヒットで蚊帳の外。

 その岡本のバッティングについて14日、「えっ?」と思うことがありました。東京ドームで解説をしてくださった方は、「岡本はピッチャー方向への体重移動ができていない。これでは強い打球は飛びませんよ」という見立て。ところが夜のスポーツニュースワイド番組では、別の解説者さんが「岡本は身体が突っ込みすぎている。ボールを迎えに行っているから間が取れていない」と分析されたのです。

 これってまるで逆の見解ではないの? 15日の解説者、川相昌弘さんに率直に訊いてみました。

 「ある意味、お二人の言っていることは同じじゃないですかね。いまの岡本はテークバックのときに左の肩が入り過ぎている。背中がピッチャーの方に向いてしまって、正面から背番号『25』が良く見えるんです。ひねった肩は開かなきゃ打てないからタメができず、下半身と上半身が同時に回ってしまっているんです」

 踏み出した足に遅れてからバットが出なきゃいけないのに、できていない…。それが「体重移動ができていない」って表現にもなるし、身体が早く開いているってことは「迎えに行ってる」ってことと同じなのでしょうか。

 うーん、スポーツアナ歴35年ですが、やっぱり技術面のことは難しいです。15日も岡本選手はノーヒット。彼が苦しんでいることだけはわかります。1本出れば、バッティングはガラッと変わると言います。果たしてトンネル脱出はいつ?

(フリーアナウンサー・松本秀夫)

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