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19歳・橋本大輝、攻めの姿勢で大逆転初V 体操全日本選手権

 体操の東京五輪代表選考会を兼ねた個人総合の全日本選手権最終日は18日、群馬県の高崎アリーナで男子決勝が行われ、橋本大輝(19)=順大=が計6種目で88・532点と驚異の高得点を連発し、7位だった予選との合計を173・365点とし、大逆転の初優勝を果たした。

 「1種目目のあん馬が良くて、いい試合運びができた」。3種目目の得意の跳馬で世界最高難度の大技「ヨネクラ」、最後のゆかでもG難度「リ・ジョンソン」に果敢に挑み成功。「NHK杯も守るつもりはない。世界最高得点を取って、世界にアピールできるように準備していきたい」。

 日本体操協会の水鳥寿思強化本部長は「橋本は(各種目の)スペシャリストが集まったような総合力を持っている。世界最高レベルまできた。短期間でこんなに成長できるんだなと驚いている」と賛辞を送った。

 昨年3位の谷川航が0・637点差で2位、2連覇を狙った萱和磨が3位。予選1位通過の18歳、北園丈琉は跳馬でミスが出たうえ鉄棒で負傷し、6位に終わった。2018、19年に2連覇した谷川翔は18位、白井健三は28位だった。

 4枠の五輪団体総合メンバーのうち、今大会の得点を持ち点として争う5月のNHK杯で上位2人が自動的に選ばれる。