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先輩・松山英樹と東京五輪に出たい!! 金谷、夢へ大きく前進 「一緒に出ようぜ」とエール送られ思い強く 国内男子ゴルフ「東建ホームメートカップ」

 ツアー通算3勝目を挙げた金谷拓実(22)が、松山英樹(29)との約束に大きく前進。東北福祉大の先輩と一緒に、東京五輪に出られる可能性が高まってきた。

 選手に新型コロナウイルス感染者が出たため、3日目が中止。一夜明けた最終日、首位スタートの金谷は3バーディー、2ボギーの通算11アンダーで逃げ切った。54ホールに短縮されたため賞金加算額は本来の75%と減額も、1950万円を獲得して賞金ランキングのトップに立った。

 賞金王よりもまず、夏に大きな目標がある。「東京五輪があるので選ばれたい。そのためにもたくさん優勝したい」。五輪の出場権は6月末時点の各国世界ランキング上位2人に与えられ、14位の松山は決定的。続いて日本勢では今平周吾が83位につけるが、3番手の金谷は118位から大きく順位を上げることが確実となった。

 今大会前には「もともと五輪に出るために、大学進学せずプロになることを思った時期もある。(東京五輪開催が)1年延びたことでランキングも上がってきたし、出るチャンスも出てきたので頑張りたい」と決意表明。2日目の夜に松山に電話した際には「オリンピックに一緒に出ようぜ」とエールを送られ、「頑張りたい」と思いをさらに強くしていた。

 アジアパシフィックアマ優勝、2019年のマスターズ出場権を獲得、そして国内ツアーで松山以来のアマ優勝と、松山が歩んだ道筋と同じサクセスストーリーをたどってきた金谷。何かと比較されることには「うれしいのと、申し訳ない気持ち。比べられるようなプレーヤーではない」と照れるが、憧れの先輩と五輪で共演する夢までかなえそうな勢いだ。