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【江尻良文の快説・怪説】三つ巴のパ・リーグ ソフトバンクが楽天に雪辱を期すワケ (2/2ページ)

 このとき筆者は「監督で名刺を持っている人は珍しいので、記念にください」とお願いしたことがある。もらった名刺には確かに「福岡ソフトバンクホークス株式会社取締役副社長監督兼ゼネラルマネジャー王貞治」と明記されていたのを覚えている。

 この8年前の孫オーナーの言葉が現在のソフトバンクホークスの躍進につながっているともいえる。強大な戦力を誇り、4年連続日本一の王国を築き上げた。

 「孫オーナーに初めて叱られた」のは、本社が同じIT企業の楽天だったこととも無縁ではないだろう。孫オーナーにとっても、本業のライバル企業である楽天に初優勝を許した記憶は、のど元にひっかかっているはずだ。

 楽天との優勝争いは、王球団会長、孫オーナーにとって特別な意味があるということだろう。盛り上がる楽天を完膚なきまでに叩きのめし、8年ぶりに留飲を下げるチャンスと燃えているに違いない。(江尻良文)

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