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プロ野球&Jリーグとゴルフ、同じプロスポーツでも際立つコロナ対応の温度差

 プロ野球とサッカーJリーグは19日、今後3回目の緊急事態宣言が発出されても、観客を入れて試合を開催したい意向を示した。同じプロスポーツの新型コロナウイルス対応でも、ゴルフとの温度差は際立っている。

 前週男子ゴルフの東建ホームメート杯(三重)では、選手1人のコロナ感染が判明し16日の大会3日目が中止に。翌17日の最終日開催の可否についても、午前中から夜7時半まで協議を重ねてようやく実施が決まった。

 屋外で行われ同伴競技者との接触も少ないゴルフは、野球やサッカーより密になりづらく感染リスクが低いとされるが、これほどの慎重姿勢だ。日本ゴルフツアー機構(JGTO)は「うちは主幹のみ。スポンサーやコース、運営会社、代理店が総合的な判断で決めているので、そこはプロ野球と違います」と説明。女子でも今月の大会でテレビ中継スタッフ1人の感染が判明し、競技開始が6時間も遅れた。ゴルフ場は人里離れた山奥にあるが、男女とも無観客での開催が中心だ。

 一方でプロ野球では、チームの練習や円陣に加わっていた巨人・ウィーラーが、プレーボール直前にコロナ陽性の検査結果が知らされ緊急隔離された日でさえ、試合は開催された。Jリーグで試合が中止されたのも、集団感染で選手が13人そろわなかった場合のみだ。

 東京都の小池百合子知事が「東京に来ないで」と訴えるなか、巨人は最も感染状況が深刻な関西から阪神を東京ドームに迎えて、20日から首位攻防3連戦を行う。

 集団の頻繁な移動を伴うスポーツ興行が、どこまで通常開催を維持できるか。

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