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【山崎武司のメッタ斬り 生涯ジャイアン】中日、打撃不振の原因はキャンプにあり 開始から5日ほどで実戦は早すぎる (1/2ページ)

 開幕から20試合を終え、今年は例年以上に打撃不振に苦しむチームが目立つ。投手の出来がメチャクチャいいという感じでもない。好調の阪神も、チャンスで1本が出ているけど、そこまで打ってはいない。

 中でも深刻なのは中日だ。チーム打率はリーグワーストの・219で、本塁打は12球団最少の3本。先発メンバーのうち5人ぐらい調子の悪い選手がいて、福留が3試合連続で3番に入っているが、それではチームの未来がない。もっとも、今のメンバーからバットが振れている選手を使うなら、福留が選ばれてしまうというのが現状だ。

 調子が上がらない打者が多い原因として、僕はキャンプの練習に問題があると考えている。

 今のプロ野球では2月1日にキャンプインすると、5日ぐらいからすぐ紅白戦や練習試合に入るが、実戦を始めるのが早すぎる。これだと「いつバットを振り込むの?」と思ってしまう。実戦に入ると試合前の打撃練習だけで終わってしまい、試合後に個人練習で打つといっても量は知れている。

 しっかりしたスイングができない状態で試合をやったとして、得られるものは多くない。それよりも、もっと基礎的な練習で追い込むことが大事だ。僕の楽天時代、特に野村克也監督のときは自分のペースでやらせてもらい、昼のランチ休憩の時間にずっと打撃練習をしたりして、バットを振り込んでいった。

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