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【金谷多一郎 アマチュアの?を解決】松山英樹は“笑顔”でマスターズを制した 以前は厳しい表情でプレー、気持ち切らさず勝利の女神呼び込んだ

 日本中がわいた今年のマスターズ。日本のゴルフ界にとって、まさに新しい1ページが開いたと言っても過言ではないでしょう。

 また、松山英樹本人にとっても、この優勝は子供の頃からの夢の実現ということで、その喜びは計り知れないものがあると思います。

 ただ、本人の性格やゴルフに対する考え方からすると、それがたとえ夢の実現であったとしても、キャリアの中の1つの勝利としてとらえ、今後も「マスターズチャンピオンとしてどう戦うか」ということよりも「出場する試合全てで、勝つために一生懸命やる」という気持ちで淡々と戦うのではないでしょうか。

 さて、今回の勝因ですが、この時こそと各メディアなどでその技術的な要因の解説がなされています。私なりにも気づいたことはあります。しかし、それは本人や専属コーチが語るべきことであって部外者が解説するべきことではありません。

 ただ、技術的ではない部分で明らかな変化があったので、それについては言及しておきたいと思います。

 その変化とは、これまで見られなかった“笑顔”です。

 もう少しで栄冠に手が届きそうだった2017年の全米プロはもちろんですが、米ツアーで優勝したときでさえ常に厳しい表情でプレーを続けていたものですが、今回はショットの善しあしに関わらず、常に“笑顔”を見せていたのが印象的でした。

 笑顔効果については、次回で詳しく説明しますが、優勝を意識し始めたバックナインの12番あたりから、ショットのコントロールに苦労していたにもかかわらず、気持ちが途切れることなく勝利の女神を呼び込めたのも、すべてはあの笑顔に勝因があったような気がします。

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