記事詳細

【ゴルフ真剣勝負 the MATCH】小鯛竜也 池があるときは、池を向いて曲げる球を打つ

 池を目の前にしただけでパニック状態になる。アマチュアゴルファーの中にはそういう人もいるのではないでしょうか。

 正直言ってプロといえども、全く平気というわけではありません。池があるとそれなりにプレッシャーは掛かり、スイングが微妙に狂うこともあります。

 とはいえ、そのたびにビビっていてはゴルフにならないので、平常心でショットをするように心掛けています。

 そのためには、まず池を怖がらないことが大事です。

 これは昔、先輩のプロから言われたことなんですが、「OBは打ち直しなので前に進めないけど、池は入っても前から打てる。だから、ビビってたらアカン」と。その言葉通り、池は目に見えるプレッシャーではありますが、入っても1打プラスで前から打てる。逆にそれを怖がってもっと難しいほうに打ってしまったら、かえってスコアをまとめるのが難しくなります。だから逃げてはダメです(写真)。

 また、技術的な部分では、右が危険な場面では、絶対に右に行かないショットを打つし、僕は日頃からそういう練習をしています。皆さんは、「それはプロだからできること」と思われるかもしれませんが、実はそれほど難しいことではありません。

 実際、アマチュアゴルファーを見ていると、右の池が怖くて左を向き、結果的にカット軌道になってスライスを打ってしまったり、左が嫌だからといってクローズ気味に構え、それが原因でインパクトで体がかぶってチーピンを打ってしまうというケースが多いように思います。

 だから、右に池があったら、ビビることなく池を向いて構え、球がつかまるスイングをすればいいのです。このときは、ドロー、フェードなどという繊細な球筋は必要なし。フック、スライスでいいので、どちらかに曲げる球が意識的に打てるようにだけ練習をしておきましょう。

 ■ゴルフネットワーク『ゴルフ真剣勝負 the MATCH』4月は“JGTOダブルスマッチ”と題して池田勇太、時松隆光、小鯛竜也、石坂友宏4選手の出演でガチ勝負のチーム戦をお届けします。舞台は、5月に選手会が主催する「JAPAN PLAYERS選手権」が行われる西那須野カントリークラブ。同選手権の前哨戦としてもお楽しみください。視聴問い合わせ(電)0120・562・034

 ■小鯛竜也(こだい・たつや) 1990年2月1日大阪生まれ。2007年に17歳でプロ転向。ツアーデビューは11年で、初めての予選通過は4年後の15年ミズノオープンという苦労人。16年にチャレンジトーナメントで初優勝。翌17年、レギュラーツアーのマイナビABCチャンピオンシップで、プロ転向11年目にして悲願のツアー初優勝を果たした。18年は賞金ランク62位、19年は同57位でシード権獲得。20年からは選手会の副会長を務める。

関連ニュース