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【藪恵壹 藪から棒球】好調・矢野阪神に焦りは禁物! 目をこらして試合を見ると“死角”も (1/2ページ)

 私の古巣、阪神が開幕から絶好調です。2005年以来、16年ぶりのリーグ優勝への期待は高まるばかりですが、目をこらして試合を見ていると死角もあります。

 好調を支えたのは先発陣の踏ん張りですが、開幕戦のマウンドに上がった藤浪晋太郎投手(27)は23日のDeNA戦で4回7四死球4失点KO。開幕からわずか登板5試合目で矢野監督は2軍降格を命じました。3月に「強いタイガースを(つくってほしい)」と開幕投手に指名されて藤浪は相当、意気に感じたはず。ここまで2勝を挙げながら、あまりにも早いファーム再調整はかなり悔しいでしょう。

 野手では、矢野監督から今春1軍キャンプのMVPに認定された高山俊外野手(28)が開幕から2軍調整中です。選手に期待を抱かせる言葉をかけるのはいいとして、手のひら返しで追い落とすことを繰り返しては選手もモチベーション維持が大変。今後、ジワジワとチーム内にマイナスの影響が広がらないか心配でなりません。

 用兵は監督の専権事項ですが、問題はベンチが「何か動かないと…」と手を打つことが、相手ベンチから見ると焦りに映ってしまうこと。そこから隙も生まれます。

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