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【勝者のワザ】フジサンケイレディス優勝・稲見萌寧 最大の武器はパーオン率を高める「アイアンショット」 精度を高めた左手打ち練習と腹筋、腹直筋への意識 (2/2ページ)

 リストは返さない。そして、もうひとつ意識すべき箇所がある。それは、腹筋と腹直筋で、ここに力を入れ、前傾角度をキープすると同時に腹腔部を左にひねり、ターンさせることで左腕とクラブをリードさせること。この動きが、緩やかなダウンブローを促し、ボールをクリーンにヒットしていくためのキーポイントになる。

 いずれ、フルスイングにまで広げていったときも、腹筋、腹直筋の働きはショット成否のカギになる。実際に稲見は今もこの筋肉に力を入れ、意識して作動させている。自身のスイングにとって核となるところを作り上げる。稲見は、それを徹底的にやり抜いてきた。「練習量だけは、だれにも負けないと思っています」。その自負が稲見を支えている。

 ■稲見萌寧(いなみ・もね) 1999年7月29日生まれ。東京都出身。9歳でゴルフを始める。日本ウェルネススポーツ大在学。2018年プロテスト合格。19年「センチュリー21レディス」などツアー通算6勝。名前は「世界で活躍したときにローマ字表記で誰でも読めるように」と母・直子さんが決めた。166センチ、58キロ。

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