記事詳細

【西本忠成 トラとら虎】シンプルに勝つ「今年は阪神の当たり年」 優勝シーズンの共通点「誤算なし、新戦力活躍」 (1/2ページ)

 阪神は16年ぶりの優勝に向けて順調なレース展開を見せている。球団ОBの1人は「想定外の快走にびっくりしている。かといって、ただの勢いではなく地に足が着いた戦い方。この強さは本物。チームが成長した証し」と目を細める。

 現に3、4月戦線は投打ともほぼ固定したメンバーで戦った。それぞれが持ち味を発揮して勝つため、いじる必要がないのである。先発ローテは6人(藤浪、青柳、ガンケル、西勇、伊藤将、秋山)できっちり回し、打線で名前がときどき変わるのは「8番・遊撃」の1カ所だけだった。こんな楽な采配は矢野監督も就任3年目で初めてだろう。

 強い証しに勝ち方の大半はシンプル。つなぎの打線が先手を奪い、先発陣が6、7回までリードを守って救援組にバトンタッチ。つまり、先行逃げ切りが今季の得意技ということになる。

 別の球団ОBは「今年が阪神の当たり年」と、早くも優勝を予言する。なんでも阪神には15年から20年に一度、吉が集まるシーズンが来るそうで、21世紀では今年が最初というわけだ。

関連ニュース