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【小田幸平 ODAの第2捕手目線】いよいよデビュー、ロッテ・佐々木朗が気を付けるべきこと 打者は甘い球をとらえる精度の高く、周囲との戦いも厳しさを増す (1/2ページ)

 ロッテの2年目右腕、佐々木朗希投手(19)の1軍公式戦デビューが近づいてきました。報道によれば15、もしくは16日の西武戦(ZOZOマリン)のどちらかに初登板が設定されるようです。ファンの皆さんも楽しみでしょうが、一プロ野球OBとしても、まばゆいばかりの才能がどのようなデビューを飾るのか、非常に興味がありますし、楽しみです。

 イースタン・リーグでは5試合に登板し20イニングを投げて1勝0敗、防御率は0・45と安定した成績を残しています。ここ2登板は1日の同巨人戦で6回無失点、中6日の8日、同楽天戦でも6回1失点(自責0)と一定間隔で投げており、課題とされた体力のリカバリーにも大きな進歩が見られます。

 2軍から昇格して初めて公式戦で1軍の打者を相手にしたとき、まず面食らうのが打者が甘い球をとらえる精度の高さです。捕手の私も、1998年10月1日に広島戦で1軍デビューしたときには驚きの連続でした。真ん中の球は2軍戦では見逃してくれたこともあったのに、1軍では真芯で食われます。

 雑音が大きくなる周囲との戦いも厳しさを増します。いまの佐々木朗は吉井理人投手コーチ(56)の組んだプログラムの元、全力投球を封じながら相手を抑える術を身に付けている最中。真っすぐのほとんどは150キロ台前半。高校3年時に最速163キロをマークした期待値からすると幾分、地味に映るかもしれません。現在の彼の肉体でフルパワーを出してしまうと故障につながりかねないという考えが反映された方針でしょう。

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