記事詳細

ソフトバンク・バレンティン、1軍昇格で必死のアピール 今年ダメならクビも

 8日、自身のSNSに「時間を巻き戻したい」などと意味深長ツイートを残したソフトバンクのウラディミール・バレンティン外野手(36)が18日の西武戦(メットライフ)で今季初昇格し、必死のアピールを繰り広げた。

 「3番・指名打者」で先発し、3打席目までは平凡なフライを打ち上げて音なし。それでも2死満塁で回ってきた7回の4打席目、相手3番手右腕・伊藤翔の高め速球に詰まりながらも力で中前へと運ぶ2点適時打で意地を見せた。

 うれしさのあまり、一塁でベンチに向かってピースサインを見せた助っ人は「久しぶりの一軍ヒットですね!」と滑らかな日本語で喜びを伝え「チャンスで打つことができてよかった。ここからチームの力になれるよう頑張る」と力を込めた。

 2年総額推定10億円でヤクルトから移籍1年目の昨季は、60試合で打率・168、9本塁打、22打点と振るわず。今季も開幕2軍スタートで、主砲のデスパイネが不調で降格してもお呼びがかからなかったが、グラシアルが右手指の骨折でチャンスが巡ってきた。

 チーム関係者は「去年は速球にやられ、得意の変化球も打てずに完全に打撃が崩れた。今年ダメならクビは避けられない。SNSも見たけど相当、焦っているよ」と明かす。

 現在は千賀、高橋礼の先発2枚と抑えの森が離脱。モイネロらキューバ勢も五輪予選参加のため近日中にチームを離れるだけに、バレンティンのバットがチームの浮沈のカギを握る。工藤監督も「結果が出ると変わってくるかな」と期待を寄せており、休んでいる暇はない。(山戸英州)

関連ニュース