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【西本忠成 トラとら虎】機動力アップの立役者は熊谷 首位阪神の強力な武器、盗塁はリーグトップの34 (1/2ページ)

 首位を行く阪神の強力な武器の一つに機動力がある。20日現在、リーグトップの34盗塁。「特に効果的なのは終盤までもつれた試合。今季の阪神は足を絡めて1点差試合に強い」と球団OBは高く評価する。

 もちろん、背景に2年連続盗塁王・近本光司外野手(26)の存在はあるが、プラス伏兵が現れた。4年目の熊谷敬宥内野手(25)。矢野監督は勝負どころになると判で押したように代走に起用する。劣勢挽回のための取って置きの駒。機動作戦の切り札なのだ。

 一例が5月13日の中日戦(甲子園)。1点を追う7回2死一塁で代走に出ると、初球から二盗に成功して近本の同点打を呼び込んだ。その2日前の同カードでも同様の状況で二盗を決め、敗戦の危機から救って矢野監督から絶賛されたばかりだった。

 「走るのが丸分かり。それでも成功させるのだからたいしたもの。ただ足が速いだけでなく、日頃の研究の成果といえる。こんなスペシャリストを持つチームは強い」と別のOBも納得する。

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