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久保建英“代表番付”急降下危機 ライバル堂安律が断トツの存在感

 W杯アジア2次予選のミャンマー戦(28日、フクアリ)を戦うサッカー日本代表合宿2日目(25日、千葉県内)に、MF久保建英(19)=ヘタフェ=が合流。26人中24選手がそろった。

 「何が起きてもおかしくない、コロナ禍の中で通常より多めに招集している」と森保監督はベンチ入りの23人より3人多く招集。ミャンマー戦に出場する海外組は、入国翌日から3日間の陰性確認が必要なため、25日までの帰国が第1条件だった。

 最初のハードルをクリアした久保だが、日本代表での“番付”が下降中。それは今季プレーしたスペインで、わずか1ゴールに終わったことに尽きる。オーバーエージ枠(24歳以上)の3人を除いても、久保を筆頭に9人が今回のA、五輪の両代表に選出。その中で断トツの存在感を放ったのがMF堂安律(22)=ビーレフェルト=だ。

 堂安は「ポジション争いはいつでもウエルカムです」と余裕のコメント。久保も堂安もA代表では控え。しかし五輪代表では、トップ下と右サイドが主戦場でポジションがかぶる。

 堂安はリーグ戦全34試合に出場して5ゴール。「数字(結果)は嘘をつかない。上に行くやつは必ず数字を取っている」と力を込めた。ともに欧州の強豪から今季はレンタル移籍中の身。来季の移籍が取り沙汰されている久保に対し、レンタル移籍1年目で結果を出した堂安は「3、4カ月頃からは信頼されていることがよくわかった。“お前がドリブルでいってくれ”というパスが来るようになった」と自信たっぷりだった。

 ミャンマー代表は自国がクーデターの最中での来日。日本代表とは力の差は歴然だが、久保にアピールのチャンスは巡ってくるのか。起用されなければ、代表番付の急降下に歯止めがきかない状況に陥る。(編集委員・久保武司)

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