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森保J、喜べない「海外組で圧勝」 サッカー日本代表がミャンマー戦に大勝も…欧州チームで中ぶらりんの選手ばかり

 サッカー日本代表が28日、W杯アジア2次予選・ミャンマー戦(フクアリ)で、10-0と大勝。これで9月開幕予定の最終予選の進出を順当に決めた。

 日本は海外組のみ。結果は大勝だが、所属チームで主力をはる選手は数えるほどで来季の去就すら決まっていない。中ぶらりんの選手ばかりだ。

 この試合で5ゴールを決めたFW大迫勇也(31)=ブレーメン=は「(代表での)試合は楽しくてしかたない」と話すが、チームとの契約は来季まで。「FWとして起用してくれる欧州のチームにいきたい」と移籍志願をした。今季はリーグ戦出場こそ24試合だが、スタメンはわずか7試合で無得点。チームは41年ぶりに来季2部降格が決まっている。

 先制ゴールを含めて2ゴールのMF南野拓実(26)=サウサンプトン=はW杯アジア予選では6戦連続ゴールとなり、本田圭佑以来2人目の記録弾。イングランドの超名門リバプールに移籍したまではよかったが、胸を張って復帰できる数字は残していない。

 後半33分からは現在無所属のFW浅野拓磨(26)を投入。代表でも評価が降下中のMF久保建英(19)は出場すらできなかった。

 森保一監督(52)は「浮かれて喜ぶような結果ではない。選手にはミャンマー戦だけではなくその先の目標を達成しようと話した」。そのミッションは来年のカタールW杯でベスト8以上。アジア勢に勝っても強豪国に勝てなければ何の意味もない。 (編集委員・久保武司)

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