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巨人・原監督、ベテラン炭谷に懸けた 短期決戦のような采配で708日ぶりソフトバンクに勝利 (1/2ページ)

 巨人は30日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)で接戦を制し、同カードでの屈辱の大連敗を「14」でストップ。原辰徳監督(62)は第3次政権発足時、いの一番に獲得した炭谷銀仁朗捕手(33)との“心中”で、2019年6月22日以来708日ぶりに王者ホークスから白星を挙げた。

 他球団の偵察部隊に「次のカードから大丈夫か」と心配されるほど鬼気迫る一戦必勝態勢。短期決戦のような采配で、どうしてもほしい1勝をもぎ取った。次期エースと期待する戸郷を中4日で先発させ、28日の同カードで先発した畠はブルペン待機。対戦成績が振るわない丸はついにスタメンから外した。6回以降は投手6人をつぎ込み、8回から登板の救援左腕エース中川は9回も続投で中村、栗原、柳田ら左の強打者と相対させた。

 「まあまあ、しっかり守ったね。みんなね」と短い言葉で勝利を喜んだ指揮官。3-9で完敗した28日の試合後には、ベンチ裏で球団幹部に「私の責任です。本当に申し訳ない」と謝罪し、「監督があそこまで追い込まれるなんて初めて見ました」と周囲を驚かせた。

 天敵攻略へ、重大な方針転換を迫られていた。翌29日の試合では、先発マスクを大城から炭谷に変更。大城の打力でホークス打線のパワーに対抗するより、ベテランのリードで守りを固め接戦に持ち込む狙いだったが、連日の大敗にまみれた。

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