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【西本忠成 トラとら虎】スアレス絶好調で優勝に現実味 速球と豊富な球種、コントロールでセーブレース独走 (1/2ページ)

 阪神のストッパー、ロベルト・スアレス投手(30)がセーブレースを独走している。4日現在17セーブは他の追随を許さず、この調子だと2年連続のタイトルは確実である。

 起用の成功率は100パーセント近い。25試合に登板して失点したのは僅か2試合。防御率0・36と抜群の安定感を誇る。矢野監督が「頭が下がる。最後の9回は何の心配もなく彼に託せばいいのだから…」と全幅の信頼を寄せるのも当然だろう。

 右腕から繰り出す武器は最速162キロの速球の他、ツーシーム、フォーク、チェンジアップ、スライダーと結構多い。豊富な球種は相手の狙い球を撹乱(かくらん)する効果を生む。「それ以上に安心できるのはコントロール。無駄な四死球から崩れたりしないから、なおさら信用できる」と球団OBは分析する。

 それにしても2019年オフ、ソフトバンクを解雇されたとき、阪神がすかさず拾ったのはラッキーだった。当時の評価は中継ぎで使えたらもうけものといった程度だが、藤川の不振から抑えの代役を担うと、25セーブをマークしてタイトルを奪う大活躍。揚げ句、20年オフはメジャーとの争奪戦に-。

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