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【江尻良文の快説・怪説】巨人・長嶋終身名誉監督が二軍の練習を電撃視察 その理由は…?

 巨人・長嶋終身名誉監督(85)が6日、川崎市のジャイアンツ球場を視察した。イースタンリーグ西武戦前の練習中だった。突然の視察の目的は、二軍で調整中の坂本と丸だ。

 若手の動きを視察すると同時に、長嶋終身名誉監督は、打撃不振で二軍落ちした丸に身振り手振りを交えて指導した。

 広島からFAした丸が巨人に移籍した決め手は明白だった。同じ千葉出身のOB、長嶋終身名誉監督からのラブコールがあったからだ。

 「同じチームで一緒にやろう」。こう言われれば、歓喜のあまり二つ返事で受け入れるのは当然だろう。しかも、親が熱烈な長嶋ファンとくれば、他の選択肢などない。

 長嶋終身名誉監督も相思相愛。広島リーグ3連覇最大の原動力は、走攻守三拍子揃った丸とベタぼれしていた。その期待通りに丸は巨人のリーグ連覇に貢献しているが、今季は精彩を欠いている。そして、ついに二軍落ちしたのだから、長嶋終身名誉監督とすれば、放置しておけない。

 それにもう一人、リーグ3連覇、9年ぶりの日本一奪回の重要キーマンが二軍にいる。5月9日のヤクルト戦(東京ドーム)で右手親指骨折してリハビリ中の主将・坂本だ。リーグ3連覇のためには1日も早い一軍復帰が期待される。

 長嶋終身名誉監督も自らの目で丸、坂本の現状チェックする必要性を感じていたのだろう。選手も長嶋終身名誉監督の直接視察となれば、モチベーションも上がる。

 長嶋終身名誉監督自身にとっても今季は最高のシーズンだ。現役時代から「終生ライバルの巨人と阪神との優勝争い、伝統の一戦復活こそがプロ野球隆盛の道だ」と公言した通りの理想的な展開。

 今季はすでに東京ドームでのDeNAとの開幕戦、5月16日の阪神戦を視察。“燃える男”復活で、東京ドーム詣での回数増も期待できる。(江尻良文)

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