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【西本忠成 トラとら虎】本末転倒…阪神・藤浪の中継ぎ好投に未来なし 球団OB「喜んでいる場合か」 (1/2ページ)

 先発失格で2軍落ちした阪神・藤浪晋太郎投手(27)が、今度は中継ぎ要員で1軍に帰ってきた。10日の日本ハム戦(札幌ドーム)では2点リードの8回から登板。2ホールド目を挙げ、「ピシャッといってくれたのは大きい」と矢野監督を喜ばせた。

 通常ならいまも2軍で先発テストが続いているものと思われる。ところが1軍の中継ぎ事情は、登板過多による岩崎の不調によって8回に穴ができた。6月4日、登録抹消。代わって2軍の遠征先の名古屋から急きょ1軍に呼ばれたのが藤浪というわけだった。

 指名された背景に、昨年後半の中継ぎとしての成功がある。今季と同じように制球難から先発要員として失格の烙印(らくいん)を押され、苦肉の策で救援に回すと13試合に登板して7ホールドを挙げる活躍を見せた。先発では乱調が収まらないのに、短いイニングに限定すると不思議と球筋が安定するあたりは今季も変わらない。

 「かといって首脳陣も藤浪自身も喜んでいる場合じゃない」と球団OBは強くクギを刺す。

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