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【ロバート・ホワイティング サクラと星条旗】最高の選手にベンチは似合わない…大谷翔平、外野でも見せてくれ! まもなくチームは“終戦”ムード、ならば思い切った起用法提案 (1/3ページ)

 二刀流を復活させ、MVPのコールも聞こえるようになったエンゼルスの大谷翔平(26)。つい最近、読者から、こんな質問をいただいた。

 「大谷は今、正しい使われ方をしていると思いますか?」

 「大谷は今季、投手とDH(指名打者)で起用され、ケガのリスクのある外野守備につく機会は限られているが、実は毎日外野を守ったほうがチームに対する貢献度が高いのではないか」というのだ。

 とても興味深い質問だ。私は大谷が2017年にメジャー挑戦をどのリーグのどのチームでスタートさせるか模索していた時に、野球のデータ分析サイト「ファングラフス」が行った議論を思い出した。

 二刀流をやるならア・リーグの球団に入って投手とDHという考え方もあるが、ナ・リーグでも毎日、野手として打席に立ち、ここぞという場面で「スーパー・リリーバー」として投げれば、チームの勝利に対する貢献度はよりアップするのではないかという内容だった。

 大谷は最終的に二刀流を容認したエンゼルスに入団したが、過去3年の結果は野球ファンにとって、決して満足のいくものではなかった。

 メジャーデビューした2018年は「折れやすい花」のような扱いを受け、先発登板は週に1回。その前後は休み、打席に立つのは週に3回だった。

 2020年にジョー・マドン監督が指揮を執るようになって状況が少し変わり、2021年は、自身のスケジュールを自分で決められるようになった。ほぼ毎日、DHで先発し先発した日も、降板後外野の守備についた。投手・大谷は勝ち星こそ2勝だが、内容は悪くない。エンゼルスの先発陣の中ではトップ。打者としてはホームランダービーでも上位を走っている。

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