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【ロバート・ホワイティング サクラと星条旗】最高の選手にベンチは似合わない…大谷翔平、外野でも見せてくれ! まもなくチームは“終戦”ムード、ならば思い切った起用法提案 (2/3ページ)

 だからこそ、というべきか。もっと何かできるのではないかという疑問が浮上してくる。

 大谷は今や、すべてのプロスポーツの中でも最高の選手だ。投げて、打って、走れる。だが、我々は彼が守備でも強肩とスピードを兼ね備えていることを知っている。札幌での日本ハム時代には57試合で右翼の守備についた(左翼は7試合)。だからこそ何か物足りない、と感じてしまうのだ。

 大谷が今後もDHとしてベンチにただ座っているだけの姿を見続けることは私には苦痛だ。投げない日は毎日、外野の守備が見たい。9回をフルにプレーする姿が見たい。たとえば、あのイチローがマリナーズ時代に見せた右翼から三塁へのレーザービームを見ることができたらどんなに楽しいかと、つい思ってしまう。

 金を払うのはファン。野球をプレーする究極の目標はそのファンを喜ばせることではないか?

 過去に何度も故障したことから、外野守備につかせるべきではないとの声があることは十分承知している。確かに故障歴をみる限り、リスキーではある。

 一方で、大谷はこのオフに肉体改造に成功し、NFLのラインバッカー並みのパワーを身につけスーパーマンのような体つきになった。自身の体調をいかに管理するかも会得した様子で、人生でも最高のコンディションにある。それなら、そんなにケガのことは心配しなくてもいいのではないかという議論も成り立つ。

 大谷が今季初めて外野を守ったのは、チームが2-12と大敗した4月24日のアストロズ戦で7年ぶりのことだった。その後、5月11日のアストロズ戦では「2番・投手」で先発。8回から右翼の守備について“三刀流”を実践。同23日のアスレチックス戦の7回には代打で出たあと右翼の守備についた。

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