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高粘着物質「スパイダー・タック」MLBついに不正投球規制 打者有利でエンゼルス大谷の本塁打王争い熾烈に マリナーズ菊池の投球に影響は… (1/4ページ)

 大リーグ機構は15日(日本時間16日)、投手の不正投球を取り締まるための新たなガイドラインを決め、全30球団に通達したと発表した。近年、パワーリフティングなどで使われる「スパイダー・タック」と呼ばれる粘着度の高い物質を使って投げる投手が増えていることから、約2カ月間の周知期間を経て決断した。不正投球が判明した場合は即退場で、10日間の出場停止処分となる。この規制強化により、シーズン後半は打者有利で打力のチームが優位になる可能性があり、エンゼルスの大谷翔平(26)の本塁打王争いも本数が伸びて熾烈なものになることも予想される。

 ロブ・マンフレッド・コミッショナーは声明で「繰り返しの警告にも関わらず、不正投球は一向になくならなかった。MLBはこの2カ月、現役を含め多くの証言とデータを収集し、ファンの声も聞いてきた。その結果、粘着物質などに関して、公平さを確保するための新しいルールが必要だと決意した」と述べた。

 これを受け、メジャーの審判団は6月21日から取り締まりを実施。

 不正と判断されると、投手はその場で退場、自動的に10日間の出場停止処分となる。それでも繰り返し、不正を続けた場合はさらなる厳しい処分になるという。

 審判は先発した投手をイニング間に1回以上チェック。救援投手もマウンドを降りる際に検査される。

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