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侍ジャパン、追加招集すべき救世主は誰だ!? 金メダル獲得へ“死角”補う…稲葉監督は鬼になれるか (1/3ページ)

 来月開幕する東京五輪で金メダルを目指す、野球日本代表に内定した24選手が16日、稲葉篤紀監督(48)から発表された。日本野球機構(NPB)の精鋭をそろえた顔ぶれには、コロナ禍で開催が昨夏から延期された明と暗がくっきり。この1年の急成長が認められた初選出組が6人もいる一方で、中核メンバーと期待されながら今季は所属球団で精彩を欠く面々も。特に短期決戦で致命傷となりかねない不安点が、〔1〕中継ぎ左腕〔2〕捕手〔3〕走塁のスペシャリストだ。最終登録までに追加招集するべき救世主は誰か。

 ■左殺しがいない!

 午前11時から都内のホテルで行われた内定選手発表会見で、名前を読み上げられて4時間後。稲葉監督に「国際経験も豊富。投手陣を引っ張ってもらいたい」と期待を受ける巨人・菅野智之投手(31)の出場選手登録抹消が公示された。

 球団によれば「調整のため」というが、今季2軍落ちは早くも3度目。前回の抹消理由は右肘違和感だったが、状態が思わしくなければ、故障離脱中のソフトバンク・千賀に続いて日本代表は先発の柱を失う。DeNAの左腕今永も左肩手術明けで選外となり、先発陣は春先の構想から大幅な見直しが必要となった。

 だが不安は救援陣の方がさらに大きい。2019年秋の国際大会「プレミア12」では、ブルペンの奮闘が世界一につながった。今大会も投手11人のうち、先発もこなす阪神・青柳を含めて6人のリリーバーを用意。新人で唯一選出された防御率0・37の広島・栗林、開幕から33試合連続無失点中の西武・平良と新鋭の守護神が加わる一方で、実績のある中継ぎ左腕は息切れが目立っている。

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