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【江尻良文の快説・怪説】前回の東京五輪時同様、関西球団同士の日本シリーズ再現なるか!?

 16年ぶりのセ・リーグ優勝へ盛り上がる阪神。パ・リーグでもノーマークだったオリックスが大健闘。奇跡的な25年ぶりV奪回の可能性が出てきている。前回の東京五輪時同様に、関西球団同士の日本シリーズ再現も球界にとって悪くはない。

 相手が五輪では、球界最大のイベントである日本シリーズでも勝てない。それならば、関西球団同士の日本シリーズで、関西エリアだけでも盛り上がってもらう。

 1964年、親分こと鶴岡一人監督が率いる南海(現ソフトバンク)と藤本定義監督下の阪神が激突。当時のオーダーを見ると、南海に杉浦、スタンカ、阪神にも村山、バッキーと、昔懐かしいビッグネームが並んでいる。

 第1、2戦は甲子園が舞台。第1戦がスタンカと村山の対決で南海が先勝。第2戦はバッキーが杉浦に勝って、阪神が雪辱。1勝1敗のタイ。

 舞台を大阪球場に移した第3戦から第5戦までは阪神が2勝1敗。第3戦=阪神・石川勝利投手、南海・スタンカ敗戦投手。第4戦=南海・新山勝利投手、村山敗戦投手。第5戦=阪神・バーンサイド勝利投手、南海・皆川敗戦投手。

 そして、再び甲子園に戻り、南海が連勝。第6戦=南海・スタンカ勝利投手、阪神・バッキー敗戦投手。第7戦=南海・スタンカ勝利投手、阪神・村山敗戦投手。御堂筋シリーズとも言われた日本シリーズは、鶴岡南海が4勝3敗で藤本阪神を下して日本一に輝いた。

 あれから57年。歴史は繰り返す。

 奇しくも再び東京五輪の年に関西球団同士の日本シリーズとなれば、日本中、五輪一色に塗りつぶされずに済む。関西だけでもプロ野球界最大のイベントに盛り上がるだろう。(江尻良文)

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