記事詳細

森保ジャパン、B組は中国が不気味 サッカーW杯アジア最終予選組み合わせ決定

 サッカーの2022年W杯カタール大会アジア最終予選の組み合わせ抽選が1日、クアラルンプールで行われ、7大会連続の出場を目指す日本はオーストラリア、サウジアラビア、中国、オマーン、ベトナムと同じB組に入った。

 森保一監督(52)は「この上ないやりがいを感じる」と意欲満々。各組上位2チームが出場権を得られる来年のW杯本大会では、「ベスト8以上が目標」と改めて明言した。最終予選でも独走での突破が望まれる。

 日本協会は長距離移動用にチャーター便を今回もスタンバイするなど、他国もうらやむ万全なバックアップ体制を準備中だ。宿敵韓国が入ったA組は中東のチームばかりで移動の負担も大きいが、日本は時差2時間以内の敵地が3カ国もあり、難敵もオーストラリアくらいと組み合わせには恵まれたといえる。

 不気味な存在といえば中国か。20年ぶりのW杯出場に向け、これまで敬遠してきた帰化政策を解禁。中国リーグで実績を挙げ、中国に一切のルーツをもたない初の代表選手となったブラジル人FWエウケソン(31)をはじめ、2次予選では帰化選手を5人も招集した。森保監督も「チーム力は確実に上がっている」と警戒する。

 国際サッカー連盟(FIFA)との蜜月関係を背景にした、きな臭い動きに注意を払う必要もある。FIFAの経営はいまや中国マネーなしではありえず、本大会出場は双方にとっての悲願だ。

 日本の初戦は9月2日。まずはホームでオマーンからキッチリ勝ち点3を手にしたい。 (編集委員・久保武司)

関連ニュース