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巨人・炭谷、異例づくしの楽天“電撃”移籍 昨年トレード3件の余波 (1/2ページ)

 西武から巨人にFA移籍し、3年契約最終年の炭谷銀治朗捕手(33)が楽天に電撃移籍。発表されたのは4日のDeNA戦(神宮)の試合中で、交換相手もいない金銭トレードと異例づくしだ。

 炭谷は今季44試合出場で打率・188、1本塁打、7打点。先発マスクを大城、小林誠司(32)らと争ってきたが、この日の試合前に出場登録抹消。原監督は「私と本人、球団でよく話し合ったうえで、このような選択になった」と説明した。

 巨人は速球派の救援右腕、誤算に終わった新助っ人砲の代役などの補強を画策してきた。それでいて、実績ある炭谷を放出しながら交換要員を求めない不可解なトレードの背景には、昨年シーズン中に楽天との間で成立した3件の商談がある。

 強打のウィーラー、救援左腕の高梨はトレード加入するや欠かせぬ存在に。一方で交換要員の池田、高田両投手はパッとせず、埋め合わせに「イキのいい捕手がほしい」と楽天からリクエストされ、9月末に金銭トレードで送り出した田中貴は今季も控え止まりだ。

 先月後半から負けが込み、リーグ首位から陥落した楽天に「今度こそレギュラー級の捕手を」と泣きつかれ、「巨人はウィーラーや高梨をくれた恩義に、出した選手が活躍できていない心苦しさもあって、炭谷でバランスを取った」と、セ球団の編成関係者は明かす。

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