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侍ジャパンメンバーまだ波乱含みか ソフト・千賀が抹消、広島・菊池は途中交代

 エースの重責は担えるのか。ソフトバンク・千賀滉大投手(28)が9日、出場選手登録を抹消された。球団は2軍調整のためとしている。

 4月に負った左足首の靱帯損傷の大けがから3カ月ぶりに復帰した6日のロッテ戦(ZOZOマリン)で3回途中10失点の大荒れ。本来の状態には程遠いことは明らかだった。

 工藤公康監督(58)は「ちょっと迷いがあるみたいなので、もう一度ファームで投げた方がいい」と説明。

 巨人の菅野、中川の代表辞退に伴って追加招集された千賀。19日からは東京五輪に向けて日本代表合宿が始まり、28日にはドミニカ共和国とのグループリーグ初戦(福島)が迫る。

 工藤監督は「五輪の調整のためというわけではない」とした上で、「きょう抹消すれば前半戦は(1軍で)投げられない。彼自身の投球を取り戻すのには時間をかけた方がいい」と話したが、20日足らずの期間で調整が間に合うかは微妙なところだ。

 野手陣でも気になる交代があった。侍の守備の要として期待される広島・菊池涼介内野手(31)が9日・ヤクルト戦(神宮)で4回の守備から交代し、試合を退いた。「1番・二塁」で出場も2打席連続で三振に倒れたが守備機会では軽快にゴロを処理していた。何らかのアクシデントがあったとみられる。

 メンバーの最終提出期限は5日だったが、ケガなどの事情での入れ替えは診断書の提出を条件に、大会直前まで可能。侍ジャパンの稲葉篤紀監督(48)はギリギリまで難しい判断を迫られることになりそうだ。