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【勝者のワザ】鈴木愛 転がりのよいパッティングのポイント 資生堂レディスオープン優勝 (1/2ページ)

 実に595日ぶりの優勝。鈴木愛が長かったトンネルを抜け出してツアー通算17勝目を挙げた。雨で72ホールが36ホールに短縮された同オープン。最終日の終盤16番パー5ホールで奪ったイーグルが、最大の勝因ではあった(ピンまで97ヤードの第3打をPWでカップイン)が、これをウイニングショットに仕立てさせたのは、そこまでバーディーチャンスで決め、ピンチをしのいできたパッティングだった。これこそが、鈴木本来の持ち味である。

 鈴木のパッティングの特長は、「設定したラインに転がりのよいボールを正確に打ち出す」ところにある。

 転がりのよいボールとは、順回転で芝生の上をすーっと転がっていくこと。弾みながら転がるのは、質の悪いパッティングだ。芝芽の影響を受けやすく、想定したラインからはずれてしまうボールでは、カップインの確立が大幅に低下してしまう。

 ボールに真っすぐ、ぐるりと線を描き、この線をラインに合わせてセットしてからストロークしてみよう。線がぶれながら転がっていくようなら質の悪いパッティングで、上質なパッティングの場合は、線が置いたときのままで最後まで転がり続ける。プロアマ競技などで、アマチュアゴルファーにアドバイスを求められたときなど、鈴木はこのボールを取り出して実際に打って見せることもある。

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