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イタリアがPK戦制し2度目の優勝 ホームのイングランドは悲願果たせず サッカー欧州選手権

 サッカー欧州選手権は11日(日本時間12日)、ロンドンで決勝が行われイタリアが1968年大会以来2度目の優勝。ホームのイングランド相手に1-1で延長戦を終えPKを3-2で制した。

 英国のエリザベス女王やジョンソン首相から激励を受けて臨んだ初の決勝で、イングランドは開始早々前半2分に先制。カウンターからDFトリッピアーが右サイドを突破し、逆サイドでフリーのDFショーへクロス。難しいバウンドをボレーで合わせてゴールを破った。イタリアも徐々にペースをつかみ、後半22分にCKからの混戦を34歳のベテランDFボヌッチが押し込み同点。その後は両者譲らずPK戦へ。

 イングランドGKピックフォードが2本止めて善戦も、世界最高峰のイタリアGKドンナルンマの前に、いずれも23歳以下の若いFW3人が立て続けにPK失敗。ホームの熱い期待が重圧にもなる場面だけに、サウスゲート監督のキッカーの人選は議論を呼びそうだ。

 監督自身も自国開催の1996年欧州選手権では、今回の舞台となったウェンブリー競技場でドイツとの準決勝に出場し、最後のPKを外して失意を味わった。当時25歳の自分より若い選手たちにPKが弱い母国の伝統の払拭を託したが、最後に外した19歳のFWサカに新たなトラウマが刻み込まれてしまった。

 イタリアは決戦を前に「おじさん」と自称し、若さとの闘いを意識したボヌッチが堅守に同点弾、同僚が外した直後のPKもタイミングをずらし成功。冷静さが渋く光った。

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