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稲葉ジャパン「金」獲りへ 明暗分かれた7月の侍たち 追加召集の右腕2人はくっきり (2/2ページ)

 打線の看板、広島・鈴木誠也(26)とソフトバンク・柳田悠岐(32)の両外野手は7月に入って長打を量産。一塁での出場が多くなりそうな浅村栄斗内野手(30)も本来の長打力を取り戻しつつあり、指揮官は安心して中軸を任せられそうだ。

 激戦区の三塁手で選出されたヤクルト・村上宗隆内野手(21)は、7月の打率が1割台に低迷していたが、前半戦最後の巨人2連戦で2本塁打。復調のきっかけをつかめるか。

 稲葉監督が選手起用で重要視してきたのは、国外選手への対応力とチームへの忠誠心。メンバー選考ではこれまでの実績からじっくり悩めたが、五輪本番は瞬時の判断の連続だ。情に厚い指揮官には、切り捨てる非情さも求められる。

 プロ野球はぺナントレース前半戦が終了。15日から東京五輪による休止期間に入ったが、日本代表に選ばれた24人の侍たちは、自国開催で初の金メダル獲得という重い使命を背負い戦場へ向かう。初戦のドミニカ共和国戦(28日、福島)まで2週間を切って、エンジンがかかってきた頼もしい選手もいれば、一向に調子が上がらない不安な選手も。シーズンの状態よりも代表での経験や実績を重視して、最終メンバーを選んだ稲葉篤紀監督(48)の“見極め力”が試される。

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