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エース岩渕の5戦連続弾で強豪カナダ撃破へ なでしこ21日初陣

 23日の東京五輪開会式に先駆けて、サッカー女子日本代表(世界ランキング10位)は21日、札幌ドームでカナダ代表(同8位)との初戦に臨む。

 日本協会は「彼女たちに大きな重圧を背負わせたくない」(田嶋幸三会長)として、なでしこジャパンにノルマを課していないが、まずは1勝して勢いに乗りたい。19日は初陣に向けて調整を行い、前日18日に頭痛でダウンした高倉麻子監督(53)も合流した。

 奇跡のW杯優勝から10年。高倉体制はそのうち6年間を占める。チームの軸は満を持して「10番」を託した岩渕真奈(28)=アーセナル。現役時代の高倉監督らと並んで歴代最多タイの4戦連続ゴール中と好調のエースには、強豪カナダ撃破へ新記録のゴールが期待される。この日のオンライン会見では「元々あるべき姿じゃなくなった東京五輪。スポーツの価値が問われる」と意気込みを語った。

 12チームが3組に分かれて戦う1次リーグで、日本が2試合を行う札幌はこの日、日中に気温が30度を突破。暑さ対策について岩渕は「ホテルの中でも暑い。なるべく多くの水分を補給するようにしている」と話したが、交代枠5人の活用も重要となる。なでしこリーグで4年連続得点王に輝いたFW田中美南(27)=レバークーゼン、カナダ代表MFクイン(25)と同じクラブに所属するMF籾木結花(25)=レイン=ら攻撃のカードをどう切るか、高倉監督の采配が問われる。

 24日は英国代表、27日は宮城に移りチリ代表と対戦。上位2チームか、3位チームのうち上位2チームに入れば、決勝トーナメントに進出する。

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