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“いぶし銀”渥美、歓喜のサヨナラ打 守備職人がバットで大仕事 ソフトボール (1/2ページ)

 ■女子ソフト1次リーグ

 東京五輪の女子ソフトボールで22日、日本代表は福島・あづま球場でメキシコ代表戦にサヨナラ勝ちし2連勝発進。エース・上野由岐子投手の39歳バースデー登板に花を添えたのは、“守備職人””渥美万奈内野手(32)のひと振りだった。

 2試合続けて先発した上野が最終7回に捕まって同点とされ、無死2塁から始まる延長タイブレークに突入。8回1死三塁から渥美が遊撃前にゴロを転がし、三走の山田恵里外野手(37)がサヨナラのホームへ滑り込んだ。

 鉄壁の遊撃守備を誇る職人がバットで大仕事。劇的な勝利が決まると両手を挙げてナインと抱き合い、「自分が必ず決める。思い切ってやれた」と汗をぬぐった。相手投手の配球を確認させて打席に送り出した、宇津木麗華ヘッドコーチ(58)も「普段から細かいことが上手。一番大きかった」とたたえた。

 大舞台でも常に冷静沈着に、物事を判断できる性格だ。試合でミスをしても沈むことなく、一喜一憂しないという。「常に心はフラット」だといい、「(周囲から)『ポーカーフェースだね』とか、楽しいことがあっても『本当にうれしいの?』とよく聞かれるんですよ」と笑う。

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