記事詳細

【勝者のワザ】全英オープン初出場V、コリン・モリカワ 長いインパクトゾーンでショットの精度アップ (1/2ページ)

 全米プロに続いて全英オープンでも初出場初優勝。コリン・モリカワが、メジャー初出場で2勝という史上初の快挙を成し遂げた。19年にプロ転向して6戦目のバラクーダ選手権で初優勝を果たしてから全英オープンの逆転優勝はツアー5勝目となった。

 ショット精度の高さと、そのショットを裏付けとして組み立てられるスマートなゲームプランニングは、全英オープンでもいかんなく発揮された。

 モリカワの正確なショットを象徴するのが、トップスイングでの左手掌屈と、ダウンスイングへの切り返しでのボディー部の“うねり”である。この動きが最初に注目されたのは、ロリー・マキロイのスイングであった。マキロイは左手がストロンググリップだから、トップスイングで掌屈にはならない。アマチュアゴルファーは、握り方を度外視してはやりの掌屈だけを真似しようとするのはショットを不安定にする危険性があるから注意したい。

 ということで、ここでは、共通動作である“うねり”をとりあげる。

 ダウンスイングでは左足を踏み込み、下半身主動で行う。古くからいわれてきた基本ではあるが、実は、これだけではからだをうねらすことはできない。大事な動きが欠けている。それは、左胸郭のリード動作である。

 どういうこと?

 そんな疑問が浮かぶかもしれない。言葉で説明するよりも実際に体感できる方法がある。SWかAWを利用する。アドレス態勢をとったら、体の正面でクラブを地面に立て、最初はグリップエンド部分の上に右手を開いて乗せる。このとき、シャフトが地面と垂直になるように体との間隔をとっておこう。そして、クラブを動かさないように右胸郭を右にターンさせていくのがバックスイング。

関連ニュース