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【福島良一 メジャーの旅】アイク生原さんに捧げたい「東京五輪野球復活」 84年ロス大会で種目採用に尽力 (1/2ページ)

 いよいよ、東京オリンピックが開幕。2008年北京五輪以来、野球が12年ぶりに復活。野球とオリンピックといえば、世界野球発展の中心的な存在でもあった、ある日本人の多大な功績なしには語れない。

 1980年代初め、当時ドジャースのピーター・オマリー会長が「野球を世界に普及させたい。そのためにはオリンピックで野球が正式に認められることだ」と強調。世界の野球発展や普及に最大の努力を払い、それを見届けたいと考えた。

 82年夏のある日、ロサンゼルス五輪のピーター・ユベロス組織委員長から、オマリー会長に1本の電話が入った。それは「野球が正式種目になる可能性が出て来た」というものだった。さっそく彼はアイク生原会長補佐の協力を得て、実現に向けて動き出した。

 野球のオリンピック正式競技化に向け、アイクさんは同会長の意を受けて一時帰国。モスクワに訪問して旧ソ連の要人に協力を訴えるなどプロ、アマを通じて野球発展に尽力した。その第一歩として野球が公開競技で行われることになった。

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