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「酷暑」五輪 日本勢に地の利 錦織圭は世界ランク7位撃破 女子では1位敗れる波乱

 テニスは男女とも、東京の酷暑が波乱を呼びそうだ。出場選手からは試合時間の変更を求める声が上がるが、日本勢にとっては地の利か。

 24日に初戦を迎えた世界ランキング2位、ロシア・オリンピック委員会(ROC)のダニール・メドベージェフ(25)は、これまでプレーした中で「最悪のコンディション」と主張。「あまりの暑さと湿気、よどんだ空気が負担になっている」とし、試合開始時間を夜間に変更するよう訴えた。同1位でセルビア代表のノバク・ジョコビッチ(34)も同意。「なぜ試合を午後3時に開始しないのか理解できない」などと疑問を呈した。

 今大会では暑さ対策のため、気温や湿度が基準を超えるとセット間の休憩は通常より30秒延長され、シングルスでは第3セットに入る前に両選手が10分間、コート外で休憩できる特別ルールが導入されている。

 海外の大物たちが東京の夏にねを上げるなか、前回2016年リオ五輪で銅メダルに輝いた世界ランク69位の錦織圭(31)は、同7位のROCのアンドレイ・ルブレフ(23)をストレートで下し初戦を突破した。昨年9月に右肘手術から1年ぶりに復帰も右肩を痛めてシーズンを終え、不調のまま迎えた4度目の五輪の初戦で、トップ10相手に約3年ぶりの勝利。「久しぶりにいい試合ができたと自分も驚いています」と望外の快勝で滑り出し、2大会連続のメダルも期待できそうだ。

 女子では世界ランク1位のオーストラリア代表アシュリー・バーティ(25)が初戦でストレート負けの波乱。一方で聖火の最終ランナーも務めた同2位の大坂なおみ(23)は、同52位の中国代表の鄭賽賽(27)との初戦をストレート勝ちで突破した。

 

 ▼男子シングルス1回戦

錦織圭 (日清食品) 6-3 6-4 アンドレイ・ルブレフ (ROC)

 

 ▼女子シングルス1回戦

大坂なおみ (日清食品) 6-1 6-4 鄭賽賽 (中国)

 

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