記事詳細

200メートル個人メドレー瀬戸大也と萩野公介、200メートル背泳ぎ入江陵介が決勝へ 「神様がくれた贈り物としか思えない」

 競泳男子は30日、200メートル個人メドレー決勝が行われ、瀬戸大也(27)、TEAM DAIYA、前回銀メダルの萩野公介(26)=ブリヂストン=が出場。

 前日29日の準決勝を萩野は1分57秒47の全体6位で突破。小学生時代から苦楽をともにしてきたの盟友の瀬戸も1分56秒86の3位でそろって決勝に進んだことに、「神様がくれた贈り物としか思えない」と号泣した。

 不振から2019年3月に長期休養を選択。同年8月にレースに復帰したが、思うように結果を出せず「水に入るのも嫌だった時期もある」。五輪の1年延期が功を奏す形で復調し、今年4月の日本選手権200メートル個人メドレーでは1位の瀬戸に0・02秒差の2位。東京五輪派遣標準記録(1分57秒98)を切り、一時は絶望視された代表入りを決めた。

 一方の瀬戸も今大会は苦難の連続だ。金メダル大本命だった400メートル個人メドレーでまさかの予選敗退。同200メートルの予選もぎりぎりの16位通過だった。手を差し伸べたのは小学校時代からの恩師で、昨年4月に袂を分かった梅原孝之コーチ(50)。焦りからかリズムが狂っていた最初のバタフライを修正し、準決勝は「落ち着いて入れた」。ようやく本来の泳ぎが戻りつつある。

 200メートル背泳ぎでは、入江陵介(31)=イトマン東進=が4大会連続の決勝に臨む。銀メダルをつかんだ12年ロンドン大会から成長したのは精神面だ。「30歳を超えてから小さいことをあまり気にせず、全体を俯瞰できるようになってきた」。17年から新たな活動拠点とした米国の空気が肌に合っていた。全体8位で滑り込んだ30日の決勝は、「守りに入らず100%出し切って世界の強豪と戦いたい」。

関連ニュース