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侍ジャパン山田はなぜ日韓戦に強いのか 走者一掃勝ち越し二塁打で宿敵撃破! 日の丸への忠誠心買った稲葉監督の期待に応えた (1/2ページ)

 なぜこの男は、これほどまでに韓国戦に強いのか。野球の準決勝は4日、横浜スタジアムで行われ、日本代表は山田哲人内野手(29)=ヤクルト=の値千金の3点二塁打で韓国を撃破。近年の山田は不本意な成績が続いていたが、極限の重圧が掛かる場面でも結果を残せる強靱な精神力と、揺るぎない日の丸への忠誠心で2年前に続き“韓国キラー”ぶりを発揮。稲葉篤紀監督(49)の信頼に応えた。悲願の金メダルに王手をかけた侍ジャパンは、5日に行われる韓国と米国による敗者復活戦の勝者と、7日の決勝で雌雄を決する。

 2安打3打点に貴重な犠打と完璧な仕事ぶりを見せたヒーロー。しかし6月の最終メンバー発表時には、同じ二塁手の浅村(楽天)、菊池(広島)との同時選出に疑問符もつけられていた。

 2018年に前人未踏の3度目となる「打率3割・30本塁打・30盗塁」を達成した“ミスター・トリプルスリー”だが、ここ2年は体のあちこちに不調を抱えて精彩を欠き、昨季は・254、12本塁打、8盗塁と1軍定着後ワーストの成績。今季も3盗塁にとどまり、日本の大きな武器だった機動力が失われていた。

 それでも稲葉監督は日の丸への忠誠心を買った。2019年秋の国際大会「プレミア12」優勝後に山田から電話があり、「ありがとうございました。今回、本当にいい経験をさせていただきました。五輪でも選んでいただけるようにシーズンを頑張ります!」という言葉に、指揮官は「哲人は本当に変わった。大人になった」と感激。貫いた信頼にこの日、山田も最高の形で応えた。

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