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阪神・藤浪、また背信…先発“不合格”か 4カ月ぶりチャンスも5回途中4失点KO

 阪神・藤浪晋太郎投手(27)が19日のDeNA戦(東京ドーム)で4カ月ぶりに先発も5回途中4失点KO。せっかくの登板機会をフイにした右腕に、次なるチャンスはあるのか。

 悪い見本のような投球内容だった。初回先頭から3者連続安打であっさり先制点を献上。味方打線が同点に追いついてくれた直後、5回2死から柴田の2点二塁打で勝ち越され降板した。すっぽ抜けの球でカウントを悪くしては、ストライクゾーンに置きにいった球を狙い撃ちされる悪循環が繰り返された。

 今季は開幕投手を任されたが、背信が続き昨年後半同様に中継ぎに回った。五輪による休止期間中のエキシビションマッチから先発再挑戦も、公式戦で結果を出せず「自分の力不足だと思う」とうなだれた。矢野燿大監督(52)は投球内容を「もう少し上げてもらわないと」と評し、次回登板は調整が遅れているガンケルの状態次第として明言を避けた。

 他球団の編成担当者は次の先発チャンスに否定的だ。「崖っぷちの“先発7番手”であの内容は正直、厳しいね。前の藤浪に戻った感じ。ベンチでバッテリーを組んだ梅野が必死にフォローしても、意気消沈しながらうなずく姿が痛々しかった」。そう同情を寄せつつも、「投球テンポが悪いせいで、味方野手が試合に集中できない」と、登板によるチームへの悪影響をズバリ指摘した。

 ブルペンに回った昨季後半戦のような、相手打者を圧倒する爆発的なパワーピッチが再現できるなら、今後の優勝争いにも戦力として十分貢献できるが…。先発を熱望する本人に対し、首脳陣はどの起用法をベストと判断するのか。 (山戸英州)

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