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【福島良一 メジャーの旅】ベーブ・ルースの命日 ヤンキーススタジアムの大谷翔平に乾杯 (2/2ページ)

 遺体は球場に安置され、ルースに最後の別れを言うため10万人ものファンが行列。葬儀では元同僚の一人が「奴が冷たいビールを飲めるように棺に100ドルを入れておく」とつぶやいた。他のOBらも「それが一番ベーブらしいな」とうなずいた。

 そんなシーンを回想しながら新球場へ行き、中堅後方のモニュメントパークでルースの記念碑を見学。試合は「ルースビル」と呼ばれた右翼席で観戦。残念ながら大谷翔平の大飛球はルースの亡霊が邪魔したのか、フェンス手前で捕られた。

 翌日は早朝にグランドセントラル駅からハーレム線に乗り約1時間。「ザ・ゲート・オブ・ヘブン」という墓地でルースの墓参り。さすが、米国野球史上最大のヒーローだけあって、大勢のファンが墓前にバットやボールなどを供えていた。

 最後はマンハッタンに戻り、生前にルースが通ったという老舗の「キーンズステーキハウス」で食事。くしくも、元祖二刀流ルースの命日にヤンキースタジアムで大谷が見られた喜びを冷たいビールで乾杯した。 (大リーグ評論家・福島良一)

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