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阪神とヤクルト、さらに深まる遺恨 絶えない死球トラブル…サイン盗み疑惑めぐり両軍因縁も

 逆転Vを狙うヤクルトは9日の首位阪神戦(甲子園)に大勝。カード勝ち越しで2・5ゲーム差に迫る一方、トラとの遺恨はさらに深まった。

 両軍は数年来、死球を巡るトラブルが絶えない。この日も先発高橋が6回に阪神・原口に2打席連続の死球をぶつけると、原口がマウンドに向かいクレーム。直後の7回に原口とバッテリーを組む左腕岩貞から、内川と青木が立て続けに死球を食らうと、グラウンドに不穏な空気が漂った。

 さかのぼること2カ月前、7月6日の前回3連戦(神宮)初戦では、阪神のサイン盗み疑惑を指摘した村上に対し、罵声を浴びせた矢野監督ら阪神首脳陣に高津監督が激怒。グラウンド上で審判を挟み、怒鳴り合った因縁も加わっている。

 ヤクルト関係者はこの日の試合後、「7月の件は許していないよ。今日も試合展開と関係ないところで当てられたし、『アイツら何なんだ!』と憤る選手は多いね。やられたらやり返すのがこの世界だよ」。ここまで阪神戦は5勝11敗2分けと負け越しているが、リベンジに闘志を燃やす。

 中4日で14日からは神宮に戦場を移し、再び阪神との2連戦。本当に痛い目に遭わせるには、首位から引きずり下ろすのが一番だと燕ナインはよく心得ている。 (山戸英州)

 

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