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【編集局から】ONから望外のご厚情 急逝した夕刊フジ運動部の名物記者・江尻良文さんの功績の大きさ

 夕刊フジ運動部の名物記者、江尻良文さんが11日に急逝されたことを受け、記者生活50年間のライフワークだった“ON”に無理は承知で追悼のコメントをお願いしました。

 まずソフトバンク・王貞治球団会長のマネジャーさんに連絡を入れたところ、即座に「明日、会長と会うんで電話させます」と快諾を頂きました。15日発行紙面の追悼記事には盛り込めませんでしたが、王会長には「皆さん引退された後になるから、現役の記者のまま亡くなる人は少ない。50年目を全うさせてあげたかった」という哀悼の言葉も頂戴しました。

 巨人・長嶋茂雄終身名誉監督にも読売新聞グループ本社、並びに球団を通じて依頼したところ、その日のうちにコメントが届けられるという望外のご厚情を賜りました。

 改めて江尻さんの功績の大きさを思い知らされた次第です。この場を借りて長嶋終身名誉監督、王会長に厚く御礼申し上げます。

 コロナ禍前のプロ野球の取材現場では、ダッグアウトのベンチに腰掛けて、元ニッポン放送アナウンサーの深沢弘さんと談笑する江尻さんの姿をよく見かけました。深沢さんが8日に亡くなり、わずか3日後に江尻さんも旅立たれて、今ごろは天国でまた“ON”の思い出話に花を咲かせているのではないでしょうか。おふたりの冥福を心よりお祈り申し上げます。(運動部一同)