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【藪恵壹 藪から棒球】阪神・大山シャレにならない“守乱”大丈夫か 今季10失策はリーグ2位タイ、基本的なミス目立つ (1/2ページ)

 16年ぶりの優勝を目指す古巣阪神ですが、“守乱”は相変わらずです。12球団最多のチーム失策数75は、同最少41の巨人の2倍近くを数えます。

 特に三塁を守る大山悠輔内野手(26)は、好不調の波が激しすぎる打撃も課題ですが、それ以上に持ち味だったはずの堅守が崩れているのが気にかかかります。今季10失策はリーグ2位タイ。本拠地の甲子園球場は土のグラウンドで不規則なバウンドが多いとはいえ、平凡な打球をそらしたり、ボールを握り損ねたまま送球したりと、基本的なミスが目立ちます。

 5年前にドラフト1位指名した金本前監督は、大山の打撃センスに将来性を感じると同時に、守備に関しても肩の強さを含め高く評価していました。プロで練習を重ねて守備力に磨きがかかることを期待していたのですが、一昨季に20失策を記録。昨季は6失策と改善したものの結局、リバウンドしてしまいました。

 シーズン終盤になると体の疲れは相当なものになりますが、守備の乱れの主因はそこじゃない。一例を挙げるとボールとの距離感や入り方です。腰高で捕球したり、反射神経が鈍くなったままボールが股下を抜けていったりする姿を何度も見ました。足回りの弱さが目につき、技術面ではキャンプからとっさのプレーを想定した練習が不足していると感じます。

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