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【水沼貴史 オヤジのためのサッカー塾】カギは“究極の思い込み” 南野、好不調の見極め方は「感覚」でゴールを奪っているかどうか (1/2ページ)

 リバプールの日本代表MF南野拓実(26)の2ゴールは、もうご覧になりましたよね。21日のイングランドリーグ杯3回戦で、ノリッジ相手に前半4分の先制弾と後半35分のダメ押し弾。今季初陣で2発という結果は、誰にでもできることじゃない。

 彼はいま好調です。それがしっかり分かるポイントがあります。「感覚」でゴールを奪っているかどうか。シュートレンジでフリーな場所にきちんといる。それが好不調の見極めになります。

 まずは1点目。左CKが起点になり、味方の落としたボールにしっかり反応しましたよね。この時点で南野はもうフリーのポジションです。これこそ彼にとっての生命線。あとは体を反転させて右足一閃。加えてGKの股をしっかり抜く完璧な一撃でした。このゴールの後の、本人の喜び方でもわかりますよね。

 2点目は後半35分、持ち前のダッシュで加速しエリア内に入りました。ボールを受けて右足で2度、3度キックフェイントで粘りましたが、これは自分でフリーになって、シュートが打てるポジションをつくる作業でもある。相手のブロックを実にスムーズにかわしたのも好調の証しです。

 この2つのゴール、南野は自分を常にフリーの状態にすることを考えている。「感覚」という言葉を使いましたが、それはボールを自分の方に呼び込もうとしていることでもあります。これが実践できれば、プレー中にボールが自然に自分の方に寄ってくるような感覚にもなるのです。

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