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巨人、新戦力上積みなしで虎に完敗…リーグ3連覇も風前の灯火か スタメンは1年前から野手7人が同じ (1/2ページ)

 巨人は26日の阪神戦(東京ドーム)で2連敗。優勝戦線の生き残りを懸けた3連戦は2敗1分けに終わり、自力優勝の可能性が消滅した。3連覇を狙った常勝軍団の退潮は、この日の先発メンバーにもくっきりと表れていた。

 中4日で先発の山口俊投手(34)が3回、大山に看板直撃の特大ソロを浴び先制点を献上。次打者に四球を与えると原辰徳監督(63)は早くも継投を開始したが、5回に3番手鍵谷がつかまり3点を追加された。反撃も1点及ばず。自力Vの可能性は吹き消された。

 指揮官は「そうですか。そこは僕らはコメントを考えることもしないしね。そのへんは評論家に聞いてもらったらどうだろうね。俺たちは別に心構えとしては全く変わらない状態で、明後日からも戦うというところですね」と強調。だがチームの勢いのなさは、試合前からライバル球団に見透かされていた。

 発表されたスタメンを見るや、他球団のスコアラーは「巨人のメンバー表を見てみなよ。ちょうど1年前とほとんど変わっていない。いかにチームが停滞しているかが表れている」と指摘。確かに昨年9月26日のスタメンと、実に野手8人中7人が同じだった。唯一の違いも左翼のウィーラーがベテランの亀井に代わっただけ。2年連続日本シリーズで全敗を喫したチームから、底上げを図った新戦力が機能せず、上積みがないままシーズン最終盤を迎えた形だ。

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