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巨人、新助っ人3人全滅で“フロント粛清”の予感 「最後のとりで」ハイネマンも体調不良で帰国

 巨人は9月30日、スコット・ハイネマン外野手(28)が体調不良を理由に帰国すると発表。これで今季加入の外国人野手は3人全員がシーズン途中で帰国となった。役者不足の打線はこの日の中日戦(バンテリンドーム)で2試合連続で1点も奪えず5連敗。今オフは球団フロント内に“粛清”の予感が漂う。

 球団によれば、ハイネマンは8月21日に来日してから体重が減り続け、今月25日に都内の医療機関で検査も原因はよく分からず、母国で治療に専念するという。球団関係者は「寿司など日本食は何でもよく食べていたのに…」と首をひねりつつ、「この時期の帰国で今季中の復帰はありえない」と悲観的だ。

 打線強化のため補強した新助っ人はこれで全滅だ。エリック・テームズ外野手(34)は1軍デビュー戦となった4月27日のヤクルト戦(神宮)で、守備中に右アキレス腱断裂の重傷を負い同月中に帰国。8月23日に自由契約選手として公示された。ジャスティン・スモーク内野手(34)は34試合で打率・272、7本塁打と中軸を担ったが、コロナ禍で希望していた家族の来日がかなわず、ホームシックを募らせて退団を申し入れ6月17日に帰国した。

 メジャーで実績ある両大砲が思わぬ形で去り、原辰徳監督(63)が「最後のとりで」と位置付けていた第3の助っ人も“奇病”でリタイア。予想外の事態の連続とはいえ、補強失敗でもっか自力優勝が消えたチームの苦戦を招いた責任は誰かが取らねばならない。先の関係者は「このオフは(担当部署の)国際部に嵐が来る」と不穏な予言を発した。 (片岡将)

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