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巨人・原監督、小林捕手を押し退け“直接指導” 主砲・岡本、湿った打棒復活なるか

 巨人は3日のDeNA戦(東京ドーム)で9回に追いつき、辛くも引き分けに持ち込んだ。3連勝の首位ヤクルトとのゲーム差は5・5まで広がってしまったが、5日からの直接対決で意地を見せるべく、原辰徳監督(63)が湿った主砲の岡本和真内野手(25)に突貫工事だ。

 1点を追う土壇場9回に代打大城の右越え適時二塁打で同点。サヨナラ勝ちは逃したが、原監督は次カードのヤクルト3連戦(神宮)に向け、「われわれの立場からいくと直接対決というのが望むところですよね!」と言葉に力を込めた。

 最後の最後まで逆転Vへ人事を尽くす。試合前には今や毎日の恒例となった丸佳浩外野手(32)への直接指導でトスを上げた後、ティー打撃の準備に入っていた小林誠司捕手(32)をどかせて岡本を手招き。ここ5試合で14打数1安打で打点0と元気のない4番に対し、叱咤の言葉を掛けながら熱烈指導を施した。脇に追われた小林は苦笑いしつつ、準備を続けるしかなかった。

 この日は2四球も2打数無安打だったが、「まあまあ、明後日から打つでしょう。四球も取っているしね」と指揮官は打席での対応を評価。復調の兆しを感じ取った。

 チームが首位だった約1カ月前には、本塁打と打点でリーグトップの岡本が初のMVPも最有力だったが、今やヤクルトの4番村上に38本塁打で並ばれ、打点も4差まで肉薄。このまま逃げ切り優勝を許せばMVPもさらわれそうだ。今季7試合で打率・464、5本塁打、16打点と最も得意な神宮で、ライバルに打棒を見せつけられるか。(片岡将)

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