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【ロバート・ホワイティング サクラと星条旗】大谷翔平で日本を学ぶアメリカン 松尾芭蕉、正岡子規…そして宮本武蔵が説いた二刀流 ギリシャ神話のイカロスに大谷を重ね (1/4ページ)

 近頃アメリカのスポーツメディアは、日本の歴史と文化にまで踏み込んで大谷翔平(27)を分析し、ライバルたちを出し抜こうとしている。おかげで“日本的なもの”に関する読者の知識は膨らむ一方だ。野球以外に関してもだ。

 証拠物件その1は、スポーツサイト「ジ・アスレチック」のラスティン・ドッド氏が書いたロサンゼルス・エンゼルスの日本人スターの特集記事。出だしは松尾芭蕉の句で始まる。

 「夏草や兵どもが夢の跡」 -松尾芭蕉

 ここから芭蕉の代表作「おくのほそ道」の紹介へと続く。本作は1600年代末期に芭蕉が東北・北陸の人里離れた自然と荒野を旅して著した紀行本で、日本文学の伝説的作品であること、また1950年代のアメリカに登場したビート・ジェネレーションに影響を与えた作品であることを紹介している。芭蕉は旅の途中、平泉に立ち寄るのだが、ドッド氏は読者に向けてこう記している。

 「岩手を旅すれば、各地で芭蕉の像や記念碑、俳句を刻んだ句碑を目にする。もうしばらくここに滞在していると、野球と、大谷が学生時代を過ごした花巻東高校も見えてくるだろう」

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 芭蕉+岩手=大谷

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