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【ロバート・ホワイティング サクラと星条旗】大谷翔平で日本を学ぶアメリカン 松尾芭蕉、正岡子規…そして宮本武蔵が説いた二刀流 ギリシャ神話のイカロスに大谷を重ね (2/4ページ)

 話題は、正岡子規に移る。子規は芭蕉の作品を研究し、俳句の革新運動に取り組んだことで知られるが、同時に、野球をこよなく愛し、野球に関する俳句や歌を数多く残したと紹介。話はさらに、昔の剣術の達人たちに使用された言葉「刃筋」の概念と実践を掘り下げて、それがパワーと距離を最大限に引き出すために最適な角度でバットをボールに当てにいく大谷の能力に通じる、とした。

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 子規+サムライ+刀=大谷

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 証拠物件その2は、記事投稿サイト「medium・com」の執筆者、マイケル・サンダーランド氏が書いた「Nitoryu and the Brain(二刀流と脳)」と題する記事だ。彼は、宮本武蔵が説いた二刀流と大谷の投打の二刀流に、左右両方の脳の発達を促すという共通点を見いだし、人間がどのように体を使い、どう効率的に脳を使うべきかを示しているとした。

 「人生は様々な可能性にあふれている、よって何事にも対応できるように自身で準備せよ、と彼らは教えてくれている」

 ■二刀流と脳の発達

 続いて武蔵の古典「五輪書」を取り上げ、武蔵の残した言葉が大谷の野球人生、さらには我々自身の人生全般を輝かせると書いている。「頂上に至る道は一つではないことを知れ」という武蔵の言葉を引用し、今季ジョー・マドン監督とエンゼルスのフロントが決めた大谷の前例のない起用法の妥当性を示した。

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